<杉田智和>「鬼滅の刃」 悲鳴嶼行冥の涙の理由 “炭治郎”花江夏樹の「安心させる言葉の力」 「柱稽古編」収録秘話
「彼からにじみ出る、人を安心させる言葉の力が、自分にも伝わってきました。隊士に安心感を与え、支える立場である悲鳴嶼さんですが、やはり表の優しさの代表は炭治郎であり花江くんだなと強く思いました。それは収録しながらも感じていたので、そのまま悲鳴嶼さんの芝居にも乗っかっているかなと。『彼なら大丈夫だ』という安心感があります」
ついに柱稽古を終えた炭治郎たち。第7話のラストでは、鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)が、鬼殺隊のお館様こと産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)の元を訪れるシーンが描かれた。今後の展開から目が離せない。
「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊する……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。コミックスの累計発行部数は1億5000万部以上。
テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」の興行収入が国内歴代1位の記録となった。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月、「刀鍛冶の里編」が2023年4~6月に放送された。新作テレビアニメ「柱稽古編」が、フジテレビ系で毎週日曜午後11時15分に放送中。
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記となる。※鬼舞辻無惨の「辻」は点一つのしんにょうが正しい表記となる。