西岡良仁に逆転勝ち「タフだった」、22歳アルナルディが初戦突破<男子テニス>
デルレイビーチ・オープン
男子テニスのデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は12日、シングルス1回戦が行われ、第6シードのM・アルナルディ(イタリア)が世界ランク77位の西岡良仁を4-6,6-4,6-3の逆転で破り、初戦突破を果たした。試合後にアルナルディは「今日はタフな試合だった」と振り返っている。 【ダニエル 太郎らデルレイビーチOP組合せ】 22歳のアルナルディは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦でA・デ ミノー(オーストラリア)に敗れて以降約1ヵ月ほど大会に出場せず今大会に臨んだ。 第1セットは10本のサービスエースを決めながらも西岡に1度ブレークを許し、追いかける展開に。第2セットはブレークを奪い合う展開となるなか、2度のブレークに成功しセットカウント1-1に追いつく。 ファイナルセットでは第8ゲームで先にブレークしリードを奪うと、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームで4度目のマッチポイントを決め切り2時間24分で勝利した。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルナルディのコメントが掲載されている。 「今日は確かにタフな試合だった。オーストラリア以来、1ヵ月近くプレーしていなかったからね。試合にうまく臨まなければならなかったんだ。今日は風が強くて簡単ではなかったけど、大会に残れたことに満足している。基本的にすべてのポイントで戦えたから、本当にハッピーだよ」 2回戦で世界ランク84位のR・ヒジカタ(オーストラリア)と同121位のL・ブロディ(イギリス)のどちらかと対戦する。