松居大悟監督の最新作は10年以上に渡り温め続けてきた渾身のラヴ・ストーリー　5月公開決定

　松居大悟監督の最新作が、5月10日（金）より東京・テアトル新宿ほかにて全国公開されることが決定。併せて、ファーストルックが公開され、松居大悟監督からのコメントも到着しています。 　松居大悟監督といえば、『くれなずめ』や『アイスと雨音』、『私たちのハァハァ』等、独自の視点で数々の青春を描き、若者の圧倒的な支持を得てきました。2022年に公開された『ちょっと思い出しただけ』では、男女のほろ苦い恋愛模様が多くの観客の共感と反響を呼び、大ヒットを記録。本作で、ファンタジア国際映画祭2022で部門最高賞となる批評家協会賞、東京国際映画際にて観客賞とスペシャルメンションを受賞し、近年では恋愛映画の名手としても頭角を現しました。 　そんな松居大悟監督が秘かに温め続けてきた10年越しのラヴ・ストーリーが、満を持して映画化されることが決定。松居監督は、「通らなかった企画は、パソコンのデスクトップの“墓場”というフォルダに入れているのですが、この作品の台本だけはずっと“墓場”に入れられずにいたんです」と語り、諦め切れずに度々、企画の提案をし続けてきたとのこと。初めて原作と出逢った時からずっと主人公の2人に強く惹かれていたとも明かしており、「完成した作品を観て、あぁやっと2人に出逢えたと思いました。今回、演じてくれた2人の役者さんとの出逢いも含めて、これまでの時間は必要だったのかもしれません」と述べ、ようやく制作できた喜びと共に「好きは無敵。諦めることなんてできなくて、この10年で積み上げてきたものをすべて捨てて挑みました」と作品への覚悟を語ります。 　併せて公開されたファーストルックは、「好きという気持ちを否定しないでほしい――」という言葉と、深夜、階段の踊り場で肩を寄せ合う主人公2人の後ろ姿が収められており、2人がどんな恋愛模様を繰り広げるのか期待を煽ります。原作や物語、キャストの詳細は近日改めて発表となるので、是非期待してお待ちください。 ［コメント］ 諦めればいいのに諦めることなんてできなくて、この10年で積み上げてきたものをすべて捨てて挑みました。 好きは無敵。 無防備な恋愛映画です。 ――松居大悟