歌手の門倉有希さん乳がんで死去50歳 ヒット曲「ノラ」80万枚
ヒット曲「ノラ」で知られる歌手の門倉有希(かどくら・ゆき)さんが今月6日に乳がんのため亡くなったことが7日、公式サイトで発表された。50歳だった。 同サイトによると、2019年2月にがんが発覚。5年4か月の間、闘病生活を続けながらステージに立ち続けてきた。22年12月から体調不良で休養。今年はデビュー30周年公演でステージに立つため治療に専念していたという。5月22日に30周年記念ベストアルバムを発売したばかりだった。 門倉さんは福島県生まれ。実家が酒屋で、祖父が歌好きだったこともあり、幼少期から地下倉庫で歌う日々だった。94年に「鴎…カモメ」でデビュー。96年、「女の漁歌」でNHK新人歌謡コンテストのグランプリを受賞した。同年、大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場。98年リリースの「ノラ」は売り上げ80万枚を超えている。
報知新聞社