岩手県内、年末年始の交通利用が増加 前年度比
岩手県と交通各社は、年末年始の県内利用状況をまとめた。新幹線は前年度同期を10%上回り、新型コロナウイルス禍の2020年度以降で最多となった。空の便も増加し、最大9連休となった曜日配列が影響したとみられる。 【新幹線】JR盛岡支社によると、24年12月27日~1月5日の主要2線区(東北新幹線古川-北上、秋田新幹線盛岡-田沢湖)の利用人数は上下線合計で66万7千人。23年度同期は60万6千人だった。 【花巻空港】県交通政策室と航空各社によると、24年12月27日~1月5日の利用者数は1万4751人(23年度同期比3・1%増)。利用率は85・3%(同7・5ポイント増)だった。新幹線と同様にまとまった休みが取れたことで、帰省や旅行をする人が増えたとみられる。日本航空の札幌線を除く4路線で前年度を上回った。