名古屋・東山動植物園に新エリア アジアの熱帯雨林イメージ
名古屋市の東山動植物園は11日、東南アジアの熱帯雨林をイメージした新しい展示施設を整備し、報道公開した。熱帯雨林の木に見立てた約15メートルのタワーを設置。絶滅危惧種のトラやオランウータン、ベトナムに生息する希少なキジの仲間「コサンケイ」の野生で暮らしているような姿が、間近に観察できる。一般公開は14日から。 展示施設には、動物本来の動きが見られる工夫をこらした。樹木のようにしなる棒を設け、スマトラオランウータンが活発に動き回れるようにした。動物の運動場内に入り込むような形状の観覧用通路もつくった。