【フィギュア】千葉百音「今年こそはやり切ったと思える演技を」GPシリーズ初戦へ意気込む
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇7日◇東京・代々木競技場第一体育館◇女子公式練習 昨季の4大陸選手権を制した千葉百音(19=木下アカデミー)が、成長の足跡を残す。公式練習に参加し、軽快な滑りを披露。「しっかり氷に乗る意識ができた」と好感触を得た。 自身にって今大会がGPシリーズ初戦。樋口新葉や坂本花織が制するなど過去3戦は日本勢が圧倒的な活躍を見せており、画面越しに大きなエネルギーをもらってきた。「今シーズンは、さまざまなスケーターの皆さんがしっかり仕上げている印象」と分析。大舞台の緊張感はあるが、「刺激をもらいながら、自分も頑張ろうという気持ちになった」と自身の出番を待ちわびた。 昨季は全日本選手権で2位に入り、世界選手権にも初出場と躍進したが、前半のGPシリーズでは苦戦した。悪いイメージ払拭(ふっしょく)へ、「2大会とも納得のいく演技ができなかったので、今年こそは『やりきった』と思えるような演技がしたい」と言葉に力を込めた。