一筋じゃないのに!? クラブの“象徴”となった名手(9)実はマンU→バルサ! メッシらに並ぶレジェンド
下部組織からクラブ一筋で、トップチームに昇格してそのクラブでプレーを続ける選手もいれば、育ったクラブを離れて移籍先でバンディエラとして愛された選手も多く存在する。今回は、実はクラブ一筋ではない意外な経歴を持ちながら、現在や過去にバンディエラとして愛されている選手を紹介する。
DF:ジェラール・ピケ(元スペイン代表) 生年月日:1987年2月2日(37歳) 所属歴:ユースキャリア/バルセロナ(1997~2004年)、マンチェスター・ユナイテッド(2004年) プロキャリア/マンチェスター・ユナイテッド(2004~08年)、バルセロナ(2008~23年) 期限付き移籍/レアル・サラゴサ(2006~07年) ジェラール・ピケはバルセロナで9度のリーガ優勝と3度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たし、リオネル・メッシやアンドレス・イニエスタらとともにバルセロナの一時代を築いた。バルセロナで生まれたピケは、同クラブの下部組織出身だが、プロとしてのキャリアを始めたのは意外にもマンチェスター・ユナイテッドだった。2008年にはユナイテッドの選手としてCL優勝も経験しており、同年夏にバルセロナに加入するまでの約4年間在籍した。 スペイン代表では、2010年の南アフリカワールドカップでカルレス・プジョルとCBのコンビを組んで初優勝に貢献。2012年にはユーロ優勝も経験し、名実ともに世界最高峰のDFとなった。2018年のロシアワールドカップを最後に代表を引退。そして、2022年11月にシーズン途中で現役引退を表明している。
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