原爆ドーム前で殺人未遂の疑い 男(42)を鑑定留置 広島
広島市中区の原爆ドーム前で観光客が刃物で襲われた殺人未遂事件で、広島地検は逮捕された男を鑑定留置にしました。 広島市西区天満町の無職の男(42)は先月25日、原爆ドーム前で観光客の男性(81)の背中などを包丁で突き刺して殺害しようとした疑いがもたれています。 男性は男と面識はなく、背中と腹を刺されましたが衣服に明らかな損傷はなく、けがはありませんでした。 広島地検は9日、男を7月29日まで鑑定留置にしました。 精神鑑定などをして刑事責任能力の有無を調べることにしています。