歌舞伎俳優が児童に教授 那谷小で出前授業、女方の動作など
小松市那谷小で24日、歌舞伎出前授業が行われ、歌舞伎俳優の片岡りき彌さんと中村翫政(かんせい)さんが伝統芸能の歴史や魅力について解説し、全校児童24人が動作を体験した。 隈取りが登場人物の性格を表現していることや、木を打ち鳴らす「ツケ打ち」が演技を分かりやすく強調していることなどを教わり、見得(みえ)を切ったり片岡さんの指導で女方らしい歩き方を実践したりした。中村さんが「供奴(ともやっこ)」、片岡さんが「藤娘」を披露した。 2年生の町出桜都さんは「女方の動きをするのが恥ずかしかったけど楽しかった」と話した。25日に日末小、稚松小でも行われる。