衝撃証言!「30球団中30球団が佐々木朗希はドジャースに行くと信じている」情報錯綜の中で改めて米ESPN記者がLA本命説を報道
千葉ロッテの佐々木朗希(23)のポスティングによるメジャー挑戦が決定したが、スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者が関係者の話として「30球団中30球団がドジャースに行くと信じている」と伝えた。佐々木の移籍先を巡っては、元レッズ、ナショナルズGMでMLBアナリストのジム・ボウデン氏が「ドジャースの可能性は低い」と報じるなど様々な情報が錯綜している。 【映像】これが左肩を亜っ打球した大谷の衝撃シーン。
佐々木のポスティング申請の締め切りは12月15日だ。 「25歳ルール」の対象選手である佐々木の契約金には制限があり、各球団に割り当てられているボーナスプール金の額がリセットされるのが1月15日のため、申請はその12月15日まで引き延ばされるとの見方が圧倒的だ。交渉解禁は、各球団に通知されてからの45日間。つまりまだ正式な交渉が始まるまで約1か月もあるというのに、その移籍先を巡る報道が連日、米メディアを賑やかしている。 その中でESPNのオルニー記者がポッドキャスト番組「Baseball Tonight」に出演して衝撃的な関係者の証言を伝えた。 同記者は、「理論的には、彼は30チームのどこでもプレーできる。なぜなら、彼は、昨冬の山本(由伸)がドジャースと結んだような大型のフリーエージェント契約を得ることができないからだ。彼は大谷翔平の時のように最小限の契約を結ぶことになるだろう」と、「25歳ルール」を説明した上で、こう続けた。 「私は球団幹部と話をした。30球団中30球団が彼はドジャースに行くと信じている。それが現実なんだ。しかし、彼の心の中に何があるのかはよくわからない。彼が、実際にこれについての話をしないと本当のことはわからないだろう」 球団を通じてのコメントしか出していない佐々木の希望球団も移籍先に求める条件も定かではないが、同記者は、全30球団の関係者が、ドジャース本命説を口にしていることを明かしたのだ。 そもそも佐々木のポスティングによるメジャー挑戦が発表された時点で、ほとんどの米メディアが移籍先の最有力チームとしてドジャースをあげた。ワールドシリーズで優勝し、大谷翔平、山本由伸が所属し、資金力があり、若手の育成にも定評がある。西海岸で気候もよく、日系人の多いロサンゼルスの生活環境も悪くない。サイヤング賞受賞投手で今季途中から千葉ロッテでプレーしたダラス・カイケルは「ニューヨークポスト」に「ドジャースと契約が成立したという噂を聞いた」とも話した。
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