〈ジャン=ポール・ベルモンド傑作選 GRAND FINALE〉、幻の3作をリマスター版で上映
2020~2022年に3度行われてきた〈ジャン=ポール・ベルモンド傑作選〉。そのラストとなる〈GRAND FINALE〉が、6月28日(金)より新宿武蔵野館ほかで全国順次開催される。メインビジュアルが到着した。 ラインナップは、上映を熱望されながら権利上の問題で実現しなかった「おかしなおかしな大冒険」(1973)「ライオンと呼ばれた男」(1988)「レ・ミゼラブル」(1995)の3本。さらに、これまでの傑作選上映作19本より選ばれた人気作をアンコール上映する。
「おかしなおかしな大冒険」Le Magnifique
(1973年/フランス・イタリア/93分) ★未ソフト化 ★4Kリマスター版による51年ぶりの劇場公開 監督:フィリップ・ド・ブロカ 音楽:クロード・ボラン 共演:ジャクリーン・ビセット、ビットリオ・カプリオリ メキシコを舞台にした新作を執筆中の人気冒険小説家が、同じアパートの美女に一目惚れし、さらに自分がジェームズ・ボンドばりのスパイになった白昼夢で大暴れする。「リオの男」「カトマンズの男」に続くベルモンド&フィリップ・ド・ブロカ監督のコンビは快調で、冒険とアクションが連続。ジャクリーン・ビセットのセクシーさもプラスし、徹底的に楽しませる。 © 1973 / STUDIOCANAL – Nicolas Lebovici – Oceania Produzioni Internazionali Cinematografiche S.R.L. All Rights Reserved
「ライオンと呼ばれた男」Itineraire D’un Enfant Gate
(1988年/フランス・ドイツ/127分) ★未DVD&ブルーレイ化 ★2Kリマスター版による33年ぶりの劇場公開 監督・脚本:クロード・ルルーシュ 音楽:フランシス・レイ 共演:マリー・ソフィー・L、アル・デュビビエ ベルモンドが「男と女」のクロード・ルルーシュ監督と組んだ一作。ベルモンド自身を投影したような豪快な成功者が、人生をリセットしようと冒険に出る……。第14回セザール賞主演男優賞に輝き、ベルモンドとしては初の大きな演技賞獲得となった。 © 1988 / Les Films 13 – STUDIOCANAL – TF1 Films Production – Stallion Film Und Fernseh Produktiongesellschaft – Gerhard Schm Film Script. All Rights Reserved