ヘンリー王子、ケイティ・ペリーのインビクタス出演を取り消すよう嘆願される 退役軍人一家が激怒
負傷した軍人たちのスポーツイベント、インビクタスの運営に心血を注いでいると言われているヘンリー王子。その使命と友情の板挟みになっているよう。 【写真】ヘンリー王子の人生いろいろアルバム。赤ちゃん時代からナイスミドルまで
来年2月にカナダで開催されるインビクタスの大会にケイティ・ペリーが出演、パフォーマンスを披露することが発表された。ケイティとパートナーのオーランド・ブルームは王子とメーガン妃と仲良し。王子と妃と同じモンテシートに住んでいるが、その邸宅について4年前から訴訟沙汰に。元所有者のカール・ウェストコットという85歳の元軍人から訴えられている。
訴訟はこの邸宅の売買を巡るもの。ウェストコットは4年前にこの邸宅を購入、引っ越したが、その直後に入院して手術を受けた。この邸宅を購入したかったと見られるケイティは、弁護士を通じてウェストコットにアプローチ。彼が大手術を終えて退院して4日後に売買契約を結んだ。彼は当時手術後から服用し続けていた大量の痛み止めで、意識がぼんやりしていたという。痛み止めが切れ、判断力を取り戻したウェストコットはケイティの弁護士に連絡。契約を取り消そうとしたが、弁護士は応じようとしなかった。そのためウェストコットはケイティを訴えたというわけ。
ウェストコットは現在、ハンチントン病と闘っている。そのため代わりに息子のチャートがケイティを批判する手紙を書き、ヘンリー王子に送ったことが明らかになった。手紙には「私が一番気になるのは、彼女がいかにフェイクかということだ。彼女は地球上でもっとも気味が悪い、不真面目な人間だ」「彼女は障害のある退役軍人のことなど気にかけていないし、ましてやインビクタスに参加する人たちのことなど気にしてはいない。私は王子が退役軍人であり、彼にとってそれが重要なことを知っている。退役軍人のコミュニティに友好的ではない人やものを、王子が求めていないことを祈っている」。インビクタスへのケイティの出演を取り消すように求めている。