トリニータはいわきと対戦 1対0のスコアで、リーグ戦10試合ぶりの白星
サッカーJ2トリニータは6日、アウェーでいわきFCと対戦。終了間際の劇的な決勝ゴールで、実にリーグ戦10試合ぶりの白星をつかみました。 ここ4試合ノーゴール。J3降格もちらつき始めた15位のトリニータは、6日、8位のいわきFCとアウェーで対戦しました。立ち上がりから攻めるトリニータは前半13分。ペレイラのスルーパスに反応した渡辺。シュートはクロスバーをたたき、先制点とはなりません。 0対0のまま終盤を迎えた試合は後半38分。相手のシュートがネットを揺らしますが、ここはオフサイド。ぎりぎりのところで、相手に得点を許しません。 このままスコアレスドローかと思われた試合は、終了間際にドラマが。ペレイラの折り返しを鮎川がつないでキム・ヒョンウ。 (キム・ヒョンウ)「泥臭さだけは自分の武器だと思っているので、クロスからの入り方、あとはゴールへ向かう強さが得点シーンで全面的に出せたと思うので、本当に良かったです」 大卒ルーキーのうれしいプロ初ゴールでトリニータは5試合ぶりの得点をあげます。 この1点が決勝点となり、1対0でトリニータが勝利。5月の甲府戦以来およそ2か月ぶりのリーグ戦白星を手にしました。 (片野坂知宏監督)「きょうは勝つことができて良かったです。天皇杯とリーグ中断前の清水戦とホームで2試合戦えるので、やっぱりホームで勝つことが大事だと思います。きょうのように、サポーターに喜んでもらえるように頑張ります」
大分放送