楽劇にぎやかに締める 山代大田楽
加賀市山代温泉の第25回山代大田楽(北國新聞社後援)は最終日の28日、同温泉の服部神社前特設会場で行われ、約190人が温泉の由緒を描いた楽劇をにぎやかに繰り広げた。 山代中1年生による番楽、映画「レディ加賀」(北國新聞社特別協力)にちなんだタップダンスに続き、色鮮やかな衣装を着た市民グループ「山代わざおぎ」や市民参加者が入場。笛や鼓の音に合わせて「湯がけ番楽」や獅子舞を次々と披露した。宮元陸市長が田楽法師の来訪を報告する奏上を読み上げた。 昨年までの湯入れ行列から5年ぶりに観客席を設ける従来の形式で開催した。万松園通りの歩行者天国ではYOSAKOIソーランの演舞などが行われた。