10-FEET・TAKUMA、新成人の頃は「“まだ何にもなっていない自分”で行くのが嫌で…」成人式の記憶
FM大阪、TOKYO FMにて、毎週日曜13:55~14:00放送中のラジオ番組「マクセル meets カレッジナレッジ」。AKB48の元メンバーで、関西学院大学出身の山本瑠香がパーソナリティをつとめ、各大学の未来につながる取り組みを紹介しています。 1月8日(月・祝)の放送は、特別番組「マクセル meets カレッジナレッジ ~成人の日 ミライナレッジ~」をオンエア。特別パーソナリティとして、京都出身のスリーピースロックバンド・10-FEETのTAKUMAさん(Vo/Gt)を迎え、新成人・若者から寄せられた悩み相談に“人生の先輩”としてメッセージを贈りました。この記事では、成人式を振り返ったパートの模様をお届けします。
2022年4月1日より、成人年齢が18歳に引き下げられ、2005年度生まれが「大人」に。成人式では、従来通り「20歳」を祝う式典が開催されます。 番組では、「新成人・これから大人になる人」に向けた特別コーナー「オトナ大作戦」をオンエア。リスナーから寄せられた「大人になることへの不安・悩み」の解決を目指し、TAKUMAさんが回答していきました。 この記事では、パーソナリティの山本瑠香と特別パーソナリティのTAKUMAさんのトークの模様をお届けします。
◆TAKUMAの“成人式の思い出”は?
ーー「成人の日」には、「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」という思いが込められています。TAKUMAさんは、成人式にどんな思い出があるのでしょうか? 山本:そもそも、式には出られましたか? TAKUMA:僕、行ってないんです。20歳の頃って、まだツアーとかできる状況じゃなかったので、行こうと思ったら行けたと思うんです。なんとなく、半分は面倒くさかったのと、もう半分は“まだ何にもなっていない自分”で行くのが嫌で。これから何者かになる門出の場でもあるのですが、小中高と振り返っても納得できていなかったところがあったのか、「行きなくないな……」って思っていた記憶があります。 山本:当時の自分にあまり納得できていなかったんですか? TAKUMA:まだ始まってもいないのに、「納得がいっていない」というのは早いんですけどね(笑)。 山本:ある意味、当時のTAKUMAさんも大人でしたよね。 TAKUMA:どうなんでしょう。高校のとき、たとえば部活で良い結果を残せなかったとか、クラスで悔しい思いがあったとか、そういうのがいくつかあったんです。そのときの悔しい思いをした競技、相手に対して胸を張っていけるような自分になっていないと、集まりたくないな、っていう気持ちになったのを覚えています。 山本:カッコいい! TAKUMA:成人式に行く人に向けて全然前向きではないコメントで申し訳ないです(笑)。でも、ある意味、成人式のことを直視していた結果でもあると思うんですよね。 山本:しっかりと考えがあったということですよね。いいお話しを聞けました。 番組では他にも、コメントゲストにGLIM SPANKYとPEDRO(アユニ・D)が登場。新成人に向けたスペシャルコメントを紹介しました。 (TOKYO FM「マクセル meets カレッジナレッジ ~成人の日 ミライナレッジ~」2024年1月8日(月・祝)放送より)