救急車の前にシカが! 急ブレーキも衝突し2人負傷 搬送の女性に影響なく夫が転倒し急性硬膜下血腫で入院 京都・舞鶴市
京都府舞鶴市の府道で17日夜、高齢女性を搬送中の救急車が、飛び出してきたシカとぶつかり、救急車に同乗していた女性の夫と救急隊員が負傷しました。 17日午後10時ごろ、舞鶴市で、90代の妻の体調が悪いと90代の夫から119番通報がありました。 救急隊は、救急車に女性と夫を乗せ病院へ出発。約15分後、舞鶴市内の府道を走行中、子ジカが飛び出してきて、急ブレーキをかけましたが、衝突しました。 この事故で、女性の夫が救急車内で転倒し、急性硬膜下血腫で入院しました。 意識はあるということです。 また、女性の処置にあたっていた救急隊員の女性(20代)が首をねんざしました。 救急車は、走行に支障がないかなどの確認に時間を要したため、10分ほど遅れて病院に到着しましたが、女性の体調に影響はありません。 負傷した2人はシートベルトを着用していなかったといい、舞鶴市東消防署は、「今回の事故を踏まえ、同乗のご家族や、担架に乗っていない軽傷の方についても、シートベルトの着用を推奨していく」とコメントしています。
ABCテレビ