FW中村敬斗が劇的逆転弾(Getty Images)

[9.15 リーグアン第4節 ナント 1-2 スタッド・ランス] 　スタッド・ランスは15日にリーグアン第4節のナント戦を行い、2-1で勝利して2連勝を飾った。日本代表のFW伊東純也は先発出場した一方、FW中村敬斗はベンチスタート。中村はシーズンを跨いでリーグ戦10試合ぶりの途中出場となる中で決勝ゴールを奪った。 【写真】伊東→中村「THE JAPANESE CONNECTION」で劇的勝利 　伊東は右ウイングに入りながら中に切り込むプレーでゴールに迫るも、シュートを打つまでには至らない。すると前半28分、スタッド・ランスはナントのMFドウグラス・アウグストに決められて失点。開幕から4試合連続で先制点を奪われた。 　ただ前半34分、中村に代わって先発入りしたFWヤヤ・フォファナのスルーパスでDFノア・サンギが抜け出してクロス。ゴール前で待ち構えていたMFマーシャル・ムネツィがヘディングシュートでゴールネットを揺らし、すぐに同点に追いついた。 　1-1で折り返した後半、スタッド・ランスはGKイェバン・ディウフのスーパーセーブで2失点目を回避。後半23分には伊東の折り返しをFWウマル・ディアキテがフリーで合わせたが、GKの正面に飛んだ。 　スタッド・ランスのルカ・エルスネル監督は後半28分にフォファナに代えて中村を投入。中村は同33分にペナルティエリア内でボールを受けるが、シュートコースを探す中で相手の対応に遭った。 　それでも後半アディショナルタイム1分にドラマが待っていた。伊東が右サイドからムネツィとのワンツーで中央に切り込んでダイレクトで中村にパス。中村は左足のトラップから素早く右足を振り抜くと、ボールはゴール左に吸い込まれて劇的な逆転弾となった。中村は今季初ゴール、伊東は今季初アシスト。試合はそのまま終了し、スタッド・ランスが勝利している。