リメイク版『SILENT HILL 2』開発元がPS5 Proでのグラフィック問題の修正に取り組んでいると明かす

リメイク版『SILENT HILL 2』を開発するBloober Teamが、本作のPS5 Pro版で発生している画面のチラつき問題の修正に取り組んでいる。 「SILENT HILL 2（リメイク）」画像・動画ギャラリー PS5よりも高性能なPS5 Proでは、PS5向けタイトルのグラフィックやパフォーマンスが向上するが、『Call of Duty: Black Ops 6』や『STAR WARS ジェダイ：サバイバー』など多数のゲームで、見た目がよくなるどころか悪くなってしまう問題が発生している。 なかでも『SILENT HILL 2』はPS5 Proへの最適化の影響を強く受けているようで、プレイヤーはゲームの多くの箇所で画面がチラつく現象に遭遇している。これを受けて、ファンがBloober Teamに対して問題を認識しているかとXで質問したところ、「対処しているところ」だとの回答があった。 問題を修正するアップデートの配信日は発表されていないが、PS5 Proは発売から2週間が経過しているため、ファンはアップデートがすぐにでも配信されることを期待している。 なお、同様の問題が指摘されていた『STAR WARS ジェダイ：サバイバー』については、EAが調査中である旨を公表している。 PS5 Proはソニーの中期アップグレード機種として2024年11月7日に発売された。ローンチにあたって50を超えるタイトルがPS5 Proに最適化されたが、『Alan Wake 2』や『Call of Duty: Black Ops 6』などでは不満の声も上がっており、慎重に進める必要がある。 PlayStation 5 ProはIGN USのレビューで7点を獲得。「その強力なハードウェアを活用できているゲーム作品には劇的なパフォーマンス向上をもたらしてくれる。しかし、約12万円という費用を考えれば、それだけのお金を支払ってでも高画質・高パフォーマンスでプレイしたいという人以外は、購入に慎重になるべきかもしれない」と評されている。