東京成徳大高、成立学園を堅守速攻で下しV
令和5年度東京新人戦(新人選手権大会)第3地区の決勝が3月3日に開催され、東京成徳大高が2-1で成立学園を下し優勝を果たした。 【フォトギャラリー】東京成徳大高 vs 成立学園 試合開始直後は成立学園の前線からの激しいプレスに苦戦した東京成徳大高だったが3分、右サイドの深い位置でFKを獲得。そのFKから中央でMF6束原健太(1年)がヘディングでネットを揺らす。 12分、ボール支配率で上回わる成立学園に左サイドからのクロスで決定機を作られるも、シュートはGK正面。25分にも背後の抜出しから、ピンチを迎えるもゴールを死守。前半は成立学園に主導権を握られ、押し込まれる東京成徳大高だったが1点をリードして折り返す。 後半は前半とは打って変わって、東京成徳大高が攻勢を強める。53分、東京成徳大高はCKのカウンターからシュートまで持ち込む。直後の57分には縦に速い攻撃を仕掛けると、背後に抜け出したMF8宮坂颯人(2年)がそのままダイレクトでシュートを沈め、東京成徳大高が追加点を奪取。リードを広げた東京成徳大高は66分、FW22中村元陽(1年)に左クロスからヘディングを合わされて1点差に詰め寄られるも、そのまま逃げ切り第3地区を制した。 (文・写真=田原豊)