伊丹空港、スマホ完結のEV充電サービス 3/29から「WeCharge」
伊丹空港を運営する関西エアポート(KAP)は3月29日から、電気自動車(EV)用の充電サービス「WeCharge」を同空港の駐車場に導入する。スマートフォンのアプリ上で充電の手続きから料金精算までを完結できるシステムで、導入が加速するEV需要に対応する。 【図】「WeCharge」の利用イメージ 伊丹空港の駐車場のうち、予約して利用する2区画に、計184基を設置。このうち北立体駐車場の3階に84基、南立体駐車場の2階に100基設ける。KAPによると、国内空港では最大規模の導入数になるという。充電設備は200ボルトのEV充電用コンセントで、電力は3キロワット(kW)。 料金は1回500円の設備利用料のほか、充電サービス料が別途かかる。 WeChargeはユビ電(東京・港区)が提供するEV充電サービスで、集合住宅のほか、商業施設や宿泊施設でサービス提供を拡大させている。
Yusuke KOHASE