飲食店の弁当食べた20人が食中毒 うち1人が入院 調理人らからノロウイルス検出 兵庫・佐用町
兵庫県佐用町の事業所で、飲食店が作った弁当を食べた職員20人が下痢や悪寒を訴え、1人が入院しました。ノロウイルスが検出されていて、県は食中毒と断定しました。 兵庫県の龍野健康福祉事務所によりますと、佐用町内の事業所から4日「昼食用の弁当を職場で食べたところ、複数の職員が下痢、嘔吐を訴えている」と連絡がありました。 調査したところ、2月29日に佐用町内の飲食店「あべ鮮魚」が作った弁当を食べた54人のうち、23~67歳の男女20人が下痢や悪寒などを訴えていることがわかりました。うち40代の男性は高熱が出て、一時入院しました。 現在は全員、快方に向かっているということです。 症状が出た人や、弁当を調理した3人からノロウイルスが検出されたことなどから、健康福祉事務所は弁当による食中毒と断定し、店に対し6日から8日まで営業停止を命じました。 店は5日から営業を自粛しているということです。
ABCテレビ