宝塚歌劇月組トップ・月城かなと、東京公演に向けて「最後まで挑戦を」
7月7日付で宝塚歌劇を退団する月組トップコンビの月城(つきしろ)かなと、海乃美月(うみの・みつき)が31日、東京宝塚劇場(6月1日初日)でサヨナラ公演「Eternal Voice 消え残る想い」(正塚晴彦演出)「Grande TAKARAZUKA 110!」(中村一徳演出)通し舞台稽古後に取材に応じた。 本拠地、宝塚での千秋楽から約3週間で東京初日の月城は「オリジナルをいまの月組に当てて愛情込めて脚本を書いてくださった。本気で感じ取ってセリフを発したい。最後まで挑戦し続けます」。海乃も「そのとき生まれる感覚を大事に。一瞬、一瞬を大切にしたい」と、ともにより完成度を高めるつもりだ。 また入団16年目の月城は、歌劇団生活を振り返り「宝塚出身というのは大きなもので一生、背負っていくもの。恥ずかしくないよう、誇りを持って歩んでいきたい」とも話していた。
報知新聞社