テレビ東京社長、「日本の巨星だった」西田敏行さんを改めて追悼 衆院選特番での誤情報問題は専務が再発防止に向けコメント
テレビ東京は31日、定例の社長会見を東京・六本木の同局で開催した。石川一郎社長は、今月17日に虚血性心疾患のため76歳で亡くなった俳優、西田敏行さんを追悼した。 西田さんはテレビ東京ドラマ「釣りバカ日誌」などで活躍。石川社長は訃報の一報を受けた17日にも追悼コメントを発表していたが、改めて「西田さんは今の日本のテレビ、映画の世界で、巨星だったと思います。こういう方が亡くなられたのは非常に残念。心からご冥福をお祈りしたい」としのんだ。 同局では20日に西田さんを追悼して2017年9月に放送したスペシャルドラマ「琥珀」を放送。今後、BSテレ東でも11月3日に4Kデジタルリマスター版「釣りバカ日誌」などの放送が決定している。 また、27日放送の第50回衆院選の同局選挙特番「集まれ!総選挙ライブ」で議員に関する誤った情報を放送したことについて長田隆専務取締役は「ご指摘の通り、誤りがございました。制作過程において確認ミスがあった」とし「今後そういうことが番組制作上ないよう改めて、報道に限らず発信する内容の相互確認を徹底してまいりたい」と再発防止についてコメントした。 日本維新の会の藤田文武幹事長(43)のプロフィルに「高校教師の時に告白され その教え子と後に結婚」と記載したが選挙翌日の28日、藤田幹事長が自身の公式Xで「この情報、間違いです。テレビ局の方、訂正してくださいませ」と投稿。続けて「党公式チャンネルで、柳ヶ瀬さんが冗談で言ったことを否定してツッコミを入れたのですが、その後そのまま事実みたいに広がっているだけ」と説明。番組公式Xでは28日中に謝罪文を掲載していた。
中日スポーツ