職場で月500円の「コーヒー代」を徴収されます。コーヒーが苦手なので払いたくありませんが、我慢するべきでしょうか?
職場で任意に徴収されるお金にはさまざまなものがあります。結婚・出産する人や退職する人へのプレゼント代、休憩用やバレンタインデー用のお菓子代などを徴収されることもあるでしょう。 中には「コーヒー代」を徴収される会社もあるでしょう。しかし、その場合はコーヒーが苦手で全く飲まない人にとって、無駄な出費になる可能性があります。払うことが暗黙の了解になっているケースも多く、我慢して払うべきか断るべきか、悩む人もいるでしょう。 本記事では、コーヒーを飲まないのに職場で「コーヒー代」を徴収されるときの対処法などを紹介します。
コーヒー代の徴収は不公平?
休憩室にコーヒーメーカーが置いてあったり、ドリップコーヒーやインスタントコーヒーなどが買い置きしてあったり、自由にコーヒーが飲めるようになっている職場も多いことでしょう。 会社の福利厚生で飲めればいいのですが、コーヒーにかかるお金を従業員で負担しているところもあります。コーヒーを飲む人であれば問題ないですが、飲まない人にとっては払い損になってしまい、不公平感を抱くこともあるでしょう。 株式会社クロス・マーケティングが男女1100人を対象に行った調査によると、「コーヒーは好きではない(飲めない)」人の割合は約16.8%となっています。一定の割合でコーヒーを飲まない人がいることがわかります。 仮にコーヒー代を月500円徴収されるとすると、年間で6000円の出費となります。自分が全く楽しめないものに数千円のお金を支払うとなると、無駄な出費と思ったり、不公平感を抱いてしまったりするのも理解できます。
コーヒー代の徴収への不満の解決法
とはいえ、コーヒー代の徴収を断りたくても、なかなか言い出しづらいこともあるでしょう。「従業員は全員コーヒー代を払うのが当たり前」という暗黙の了解があれば、なおさらです。 そのような状況を解決するアイデアを紹介します。 ■「飲めない」ということを正直に伝える 「コーヒーを飲めない」ということを理由に断りましょう。「味が好きではない」のように好き嫌いで飲めないと伝えるよりも、「おなかが痛くなる」「眠れなくなってしまう」のように、体質を理由にする方が無難です。健康上の理由であれば、無理に支払いをお願いされるケースは少ないでしょう。 ■代わりの飲み物をお願いする コーヒーの代わりに別の飲み物も用意してもらうようにお願いすることも1つの方法です。紅茶やお茶、ジュース類など自分が普段飲む飲み物を置いてもらえれば、お金を徴収されたとしても不公平感は抱きづらいでしょう。 ただ、自分1人だけのためとなると、購入する手間が増えてしまうことが予想されます。その場合は他の人も巻き込み、「○○さんも紅茶が飲みたいらしい」と仲間を増やすことも良い方法でしょう。