パトカー（資料写真）

　名護署は15日、市役所や金融機関の職員をかたって保険料払い戻しに必要とうそをつき、名護市の80代女性からキャッシュカード2枚をだまし取る特殊詐欺（預貯金詐欺）に関与し、このカードを使って現金約160万円を引き出したとして、詐欺と窃盗容疑でうるま市の無職の容疑者（25）を再逮捕した。「金を稼ぎたかった」と容疑を認めている。 【現場写真】軽貨物車と衝突　バイクの男性が死亡

　逮捕容疑は9月11日、名護市の被害女性宅を訪れてキャッシュカード2枚をだまし取り、同カードを使って市内のATM2カ所で現金を引き出した疑い。署によると、同容疑者が被害女性宅を訪れる前、役所職員や金融機関職員をかたる男性から「保険料の払い戻しがある」などと被害女性に電話があったという。