佐津川愛美主演のホーム・パラサイト・ホラー『毒娘』キャラクタービジュアル
佐津川愛美が主演を務め、『惡の華』『血の轍』で知られる漫画家・押見修造がキャラクターデザインを担当したオリジナル脚本によるホラー映画『毒娘』(読み:どくむすめ/4月5日公開)の主軸となる4人の登場人物に焦点をあてたキャラクタービジュアルが公開された。 【画像】【父】【娘】【ちーちゃん】のキャラクタービジュアル 本作は、2011年にインターネットの匿名掲示板で話題となった、ある新婚家族を襲った実際の出来事をモチーフに、『ミスミソウ』『許された子どもたち』の内藤瑛亮監督がオリジナル脚本(内藤瑛亮・松久育紀)で映画化したホーム・パラサイト・ホラー。十代の女の子と新しく家族となる継母の関係を軸に、謎の少女「ちーちゃん」と家族の壮絶の争いを描く。今月15日から「ヤングマガジン」(講談社)で、前日譚となる『ちーちゃん』が連載されている。 夫と娘と3人で中古の一軒家に越してきた萩乃(佐津川)。家庭に恵まれなかった彼女にとって、夢に見た幸せな家庭だった。しかし、ある日外出中の萩乃に、娘の萌花の悲痛な声で助けを求める電話がかかってくる。慌てて帰宅した萩乃が目にしたのは、荒れ果てた我が家と洋服をずたずたに切り裂かれた萌花、そして萌花に馬乗りになって大きな鋏(はさみ)を握りしめた見知らぬ少女の姿だった。 彼女の名前は“ちーちゃん”。かつてこの家に暮らしていたが、ある事件を起こして町を去ったはずだった。彼女の存在は、一見幸せに見えた萩乃たち家族が押し隠そうとしていた“毒”を暴き出し、悪夢のような日々の幕開けを告げる。 解禁となったキャラクタービジュアルは、慎ましくも平穏で幸せに満ちた夢のような生活をスタートさせたばかりの深瀬一家の【母】【父】【娘】の3人と、そんな一家の前に突如として現れ、悪夢と破滅をもたらす【ちーちゃん】の4種類。柔らかな陽光とひらめく羽毛、そしてべっとりとついた血糊とともに、純白の服を着た3人と、真紅の服を身に纏った“ちーちゃん”をそれぞれ捉えたデザインとなっている。