【早出し】絵本作家・荒井良二さんが子どもたちと絵の創作 鶴岡でワークショップ
庄内地方を中心に活動する美術団体・白甕社(はくおうしゃ)(斎藤拓委員長)の「こども美術ワークショップ」が19日、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで開かれた。山形市出身の絵本作家・荒井良二さん(67)=東京都在住=が講師を務め、子どもたちは大きな紙に思い思いに色を重ねる創作活動を楽しんだ。 同社の創立100周年記念事業の一環で企画した。県内外から3~11歳の33人が参加し、縦約5メートル、横約1.2メートルの紙4枚を使った。子どもたちは手や筆、スポンジ、霧吹きを使い、水彩絵の具などで自由に色や模様を付けていた。同市朝暘三小3年、四ツ井杏奈さん(8)は「きれいに色を重ねるのは難しいけど、楽しい」と笑顔を見せた。 作品は8月28日~9月8日に鶴岡アートフォーラムで開かれる創立100周年記念白甕社美術展に合わせ、同館に展示されるほか、記念画集に掲載される。