15歳の赤間凛音、五輪スケートボード代表確実…「最後の結果が出るまで気を引き締めて」
【ブダペスト=井上敬雄】アクションスポーツのパリ五輪予選シリーズ(OQS)第2戦は22日、ブダペストで第3日が行われた。スケートボード女子ストリート準決勝で15歳の赤間凛音(りず)が合計248・17点をマークし、4位となって8人で行われる決勝に進み、他の日本勢との獲得ポイント差により初の五輪代表入りを確実にした。 【写真】スケートボード女子ストリート予選を突破し準決勝に進んだ赤間凛音
世界ランキング2位、日本勢トップで今大会を迎えた赤間は、45秒間自由に滑るランで5位につけ、一発の技を競うベストトリックでは、代名詞の、板に乗ったまま横に半回転して車軸で障害物を滑る「バーレーグラインド」などで着実に得点を重ねた。
赤間は仙台市出身。板を空中で縦回転させるトリックが主流となる中、横回し系の技を操る独創性を武器に台頭してきた。「とりあえず決勝に上がれたことが良かった」と準決勝を振り返り、「最後の結果が出るまで気を引き締めて頑張りたい」と語った。