同期生のライバル・貴乃花光司氏が曙さん悼む「百折不撓の人生観だったと思います」
大相撲の第64代横綱でプロレスラーの曙太郎さんが心不全のため死去した。54歳だった。同期生でライバルだった元横綱の貴乃花光司氏(51)が追悼のコメントを出した。 「数々の闘いの思い出がありますが、相撲教習所に半年間通った頃の稽古の思い出が出てきます。私たちはたけだけしく取組に励みました。ハワイから来日し今日に至るまで、日本の文化を感じて幾多の苦労があったかと思います。百折不撓(ひゃくせつふとう)の人生観だったと思いますが、これからは身を楽にして安らかに」 百折不撓は、何度失敗しても志を曲げないこと。貴乃花氏が大関に昇進した際の口上「不撓不屈」を思わせる別れの言葉を、ライバルに送った。
報知新聞社