昨年度の王者・神戸が磐田を破って開幕戦に勝利。川崎Fは湘南との神奈川ダービーを制す|2月24日結果まとめ|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】2月24日、明治安田J1リーグ、J2リーグ、J3リーグの開幕節13試合が行われた。
2月23日に開幕を迎えたJ1リーグ。土曜日開催では6試合が行われた。 注目されたのは、昨季の優勝チームであるヴィッセル神戸が敵地で昇格組のジュビロ磐田と相対した試合だ。 試合は開始早々に動く。5分、CKを獲得した神戸は、一度、磐田に跳ね返されたものの、こぼれ球を拾った汰木康也がワンタッチシュートでゴールに決め切り先制点の奪取に成功した。ここから一気に神戸がペースを掴む。前半は追加点を奪えなかったが、磐田陣内に攻め込む時間を増やしていった。 すると、後半に入った49分に待望の追加点が生まれる。中盤でボールを奪ったところから攻撃を開始すると、大迫勇也のスルーパスに抜け出した佐々木大樹が川島永嗣との1対1を冷静に沈め、前年度王者が大きな2点目を奪った。 終盤は神戸がゲームをコントロール。相手に得点を許さないまま試合を終え、神戸が白星発進となった。一方、磐田は無得点で敗戦となっている。 そのほか、湘南ベルマーレと川崎フロンターレの神奈川ダービーは川崎Fが逆転勝ちを収めれば、昇格組のFC町田ゼルビアはガンバ大阪とドロー決着。アルビレックス新潟は敵地でサガン鳥栖を相手に谷口海斗と新井直人のゴールでこちらも逆転勝利を収めている。 J2は3試合が開催された。今季のJ2で優勝候補の一つに上げられる横浜FCはレノファ山口FCを相手に1-1のドロー決着。藤枝MYFCとV・ファーレン長崎の試合はスコアレスドローとなった。その中で唯一勝利したのは水戸ホーリーホック。いわきFCを相手に安藤瑞季のゴールで競り勝ち、5年ぶりの開幕戦勝利を挙げている。 J3は4試合が開催された。1年でのJ2復帰を目指す大宮アルディージャは、ホームでヴァンラーレ八戸を相手に泉柊椰の2ゴールなどで4-1の勝利。J2昇格を目指すFC岐阜も福島ユナイテッドFCに4-1で勝利し、2019年以来の開幕戦勝利を飾った。また、FC琉球は奈良クラブに2-1、SC相模原はギラヴァンツ北九州に1-0で勝利を手にしている。 ■2月24日開催 結果 ・J1第1節 磐田 0-2 神戸 福岡 0-0 札幌 鳥栖 1-2 新潟 町田 1-1 G大阪 湘南 1-2 川崎F C大阪 2-2 FC東京 ・J2第1節 水戸 1-0 いわき 横浜FC 1-1 山口 藤枝 0-0 長崎 ・J3第1節 大宮 4-1 八戸 奈良 1-2 琉球 北九州 0-1 相模原 岐阜 4-1 福島