オリックス・中嶋監督「いつもいつも打てるわけじゃないですからね」 敗戦も2カードぶりの勝ち越しに及第点
(パ・リーグ、オリックス1-3西武、6回戦、3勝3敗、25日、京セラ)わずか1得点で連勝は3でストップ。「しゃべることないよ」。オリックス・中嶋監督が取材後にポツリとつぶやいた一言が試合を物語っていた。 先発のカスティーヨは一回に中村剛に先制打、三回にはアギラーに2点打を許した。それでも四回以降は立て直して7回3失点。指揮官は「結果的に見たら7回3(失)点なので合格点という形にはなる。最初(一回)をしっかり入れたらもうちょっといいかな」と及第点を与えた。 打線は六回に満塁機を作るも、得点は西川の内野ゴロによる1点のみ。計4安打に終わり、指揮官は「いつもいつも打てるわけじゃないですからね」と受け止めた。 敗れはしたが、2カードぶりの勝ち越しで貯金1。中嶋監督は「それ(勝ち越し)ができたということでよしじゃないですけど、いい方向に取りましょう」と仕切り直した。(織原祥平)