強い台風10号 29日(木)~30日(金)高知に接近か 宿毛市は少ない雨でも土砂災害に注意【高知】
高知さんさんテレビ
強い台風10号は日本の南を時速およそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。今後、発達しながら北上し、29日(木)から30日(金)ごろには高知県に接近する恐れがあります。 28日(水)午後6時からの24時間降水量はいずれも多いところで中部、東部、西部で300ミリと警報級の大雨となる予想です。 高知地方気象台は28日(水)から3日間は県内全域で大雨警報や波浪警報を発表する可能性が高いとしています。また、今年4月に震度6弱を観測した宿毛市では少ない雨でも土砂災害が起こりやすくなっているとして注意を呼びかけています。 台風の接近を前に備えが進められています。土佐清水市の清水港では地元の漁師が船を縄で固定していました。 Q毎回台風の時にはこういった備えはやっていますか? 地元の漁師: 「そうですね。今度は特にここへきゆうけんね。えらいですけん。ちょっとやり直しに来たがですよ」 観光施設にも影響が出ています。 北川村「モネの庭」は28日(水)、29日(木)の2日間、臨時休園します。 高知市の「牧野植物園」も休園を検討しています。 「高知城歴史博物館」や「県立文学館」なども「休館するかどうか今後の状況によって判断する」としています。 「JR四国」と「土佐くろしお鉄道」によりますと、台風の接近に伴い28日(水)以降、列車の遅延や運転の見合わせが発生する可能性があるということです。
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