カーナビはもういらない? 標準装備する車種も多いディスプレイオーディオを選ぶ理由
自動車メーカーでは標準化が進んでいる
ここ数年で急激に人気の高まっているのが「ディスプレイオーディオ(DA)」。見た目はカーナビにそっくりだが、その名前のとおり「ディスプレイを搭載したカーオーディオ」で、iPhoneやAndroidスマホと組み合わせるとAV一体型カーナビ同様の使い勝手を実現。 【詳しいデータを見る】 スマホの主要操作をApple CarPlay(iOS)やAndroid Auto(Android OS)などの対応アプリ経由で快適に行える。 カーナビを必要とするのは1カ月に数回程度という人やカーAV機器にコストをかけたくないという人ならばカーナビよりもディスプレイオーディオがオススメだ。 トヨタやマツダなどの自動車メーカーでは標準化が進んでおり、市販では主要カーAVメーカーから海外製の激安モデルまで幅広いラインアップがそろっている。
5万円以下の価格帯が中心
おすすめ比較サイトの「Picky's(https://rentry.jp/note/)」では、そんなディスプレイオーディオに関するアンケート調査をインターネット上で実施(199名回答/2023年12月7日~23日)。 回答数は少ないが、ディスプレイオーディオを購入した、購入を考えていると回答した20代から70代までの男女一般のドライバーが市販ディスプレイオーディオにどのような印象を持っているのかを知れる興味深い内容だ。 「ディスプレイオーディオを選ぶ上でのポイント」では「価格(20.4%)」が商品選びの決め手となったということで、カーナビよりも数万円低い5万円以下の価格帯が中心になっている商品らしい結果となっている。 視認性やタッチパネルの操作性がアップする大画面が人気となるのはわかる。スマホとの連携機能だけでなく本体機能の充実度を重視する人も多いようだ。
国内の人気ブランドが上位を占める
「購入した、購入予定のディスプレイオーディオのメーカー」の1位は「パイオニア」、2位は「ケンウッド」、3位は「アルパイン」と国内の人気ブランドが上位を占めている。 面白いのは5位のパナソニック、7位のソニーで、現在のところ国内の商品ラインアップはないのだが、製品発売を期待しているという人が一定数存在しているということか? ちなみに4位の「ATOTO」はここ数年で勢力を拡大中の海外製ブランド。 スペックの割にリーズナブルな価格が魅力だ。