「次のステップに踏み出したい」町田浩樹は今夏のステップアップを諦めず、それでも今は「自分のプレーに集中」
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの日本代表DF町田浩樹(27)が、自身の去就について言及した。ベルギー『La Dernière Heure(DH)』が伝えた。 今シーズンもジュピラー・プロ・リーグで5試合に出場するなど既に8試合プレー。サン=ジロワーズの守備を支えている町田は、25日に27歳の誕生日を迎えた。 その誕生日には、シント=トロイデンとのリーグ戦が行われ、0-0のドロー。ここまで5試合を終え、2勝2分け1敗という結果に。町田はフル出場を果たしている。 町田はシント=トロイデン戦後にコメント。勝利を望んでいたものの、クリーンシートで終えたことはプラスだとした。 「ファイナルサードでのプレーは十分ではありませんでした」 「ただ、僕たちが失点しなかったことは良いニュースですし、今の守備には良い感触があります。バージェスのケガもあり、僕がリーダーでなければなりません」 町田と共に守備を支えるクリスチャン・バージェスがいない中、ディフェンスリーダーとしての役割も務めている町田。ただ、自身の去就についても、ステップアップを望む気持ちを隠すことはなかった。 「本当に簡単ではありません。(ベルギーは)移籍市場が、まだ2週間開いていますし、もちろん考えています」 「今夏、次のステップに踏み出したいことはハッキリしていますが、自分のプレーにも集中しなければいけません。簡単なことではないですが、僕はプロフェッショナルです」 今夏の移籍市場ではブンデスリーガ、プレミアリーグのクラブからも関心を寄せられていた町田。ステップアップを望む部分もあった一方で、ここまでは話が進展していない。 鹿島アントラーズで育った町田は、2022年1月にレンタル移籍でサン=ジロワーズに加入。2023年7月に完全移籍に切り替わると、2023-24シーズンは主力としてチームを支えジュピラー・プロ・リーグではプレーオフを含めて31試合に出場し1ゴール1アシスト。ヨーロッパリーグやヨーロッパ・カンファレンスリーグも経験すると、クロッキーカップでは決勝でゴールを記録し、110年ぶりのカップ優勝をチームにもたらせる活躍を見せていた。
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