能登半島地震による死者299人 災害関連死新たに18人認定
石川県は、能登半島地震による避難生活などが原因で亡くなった災害関連死について、新たに18人が認定されたと発表しました。 【写真を見る】能登半島地震による死者299人 災害関連死新たに18人認定 また、建物の公費解体について、確保できた業者のうち活動できているのは、およそ4割にとどまることが分かりました。災害関連死に正式に認定されたのは70代から90代までの男女18人で、珠洲市で3人、能登町で9人、穴水町で6人です。 関連死の累計は70人となり、地震の死者は299人となりました。 また、対応が遅れている建物の公費解体について、県構造物解体協会を通じて県が確保した北陸3県と新潟県の664班の事業者のうち、活動できているのは6月25日時点で261班で、4割ほどにとどまっているということです。 石川県・馳浩知事「市町からの要望が上がってきて、その次の段階でボトルネックがあるとすれば、おそらく『宿泊場所』と思われるので、それは早め早めに対応する」 6月24日時点で県は2025年10月までにおよそ2万2000棟の公費解体を想定していますが、工事が完了したのは900棟余りにとどまっています。
北陸放送