インフレ、正しい方向に向かっている=米ミネアポリス連銀総裁
[13日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は13日、インフレが下降トレンドにあると確信しており、朝方発表された消費者物価指数(CPI)データがそれを「裏付けている」と述べた。 10月の米CPIは前年比2.6%上昇し、市場予想と一致した。 カシュカリ総裁はブルームバーグTVとのインタビューで、物価上昇率や賃金の伸びなどが鈍化していることを指摘し、インフレが2%を超える水準で高止まりしているとは考えていないと語った。 労働市場の状況については軟化しているとしつつも、良好な状況にあり、それを維持したいと述べた。 また、上下双方向のリスクが存在するものの、多くの上振れリスクを確認しておらず、インフレの高止まりがより大きなリスクという認識を示した。