全豪OP初V狙う世界1位シフィオンテク初戦突破、因縁の相手と再戦へ<女子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は16日に女子シングルス1回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が2020年の同大会女王である世界ランク41位のS・ケニン(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-2のストレートで下し6年連続6度目の初戦突破を果たすとともに、同大会初優勝に向けて好発進した。 【動画】大坂なおみvsガルシア 1回戦のハイライト 22歳で世界ランク1位のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目。過去四大大会を4度制覇しているシフィオンテクだが、同大会での最高成績は2022年の4強で、今大会は初優勝を狙う。 2020年の同大会女王であるケニンとの顔合わせとなった1回戦、第1セットは両者2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。タイブレークではシフィオンテクが3度のミニブレークを果たし先行する。 続く第2セット、シフィオンテクは9本のウィナーを決めるなどしケニンから2度ブレークに成功。自身のサービスゲームは全てキープし、1時間51分で2回戦進出を果たした。 勝利したシフィオンテクは2回戦で同62位のD・コリンズ(アメリカ)と対戦する。コリンズは1回戦で今季出産を経て約1年ぶりにツアー復帰を果たした元世界ランク1位のA・ケルバー(ドイツ)を下しての勝ち上がり。 なお、シフィオンテクにとってコリンズは2022年の同大会の準決勝で敗れ決勝進出を阻まれた因縁の相手。シフィオンテクを破り決勝に進出したコリンズは、この年準優勝を果たした。
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