検察側「亡くなることも常識的に分かっていた」母親を殺害し遺体を遺棄した男に懲役11年求刑(山形)
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母親を殺害し、遺体を鶴岡市内にある施設の敷地内に遺棄した罪に問われている男の裁判員裁判はきょう、4日目を迎え、検察側は懲役11年を求刑しました。 【写真を見る】検察側「亡くなることも常識的に分かっていた」母親を殺害し遺体を遺棄した男に懲役11年求刑(山形) 殺人と死体遺棄の罪に問われているのは東京都の会社役員榎本虎太郎被告(41)です。 起訴状などによりますと、榎本被告は去年10月、東京都にある母親の萬里子さんの自宅で、萬里子さんの首を絞めたり、鼻や口を塞いだりして殺害し、遺体を自らが経営する鶴岡市内の高齢者施設の敷地内に遺棄した罪に問われています。 初公判で榎本被告は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認し、弁護側は傷害致死罪の適用を求めています。 きょうの裁判で、検察側は「証拠から非常に強い力で首を絞めたことが明らかで、 亡くなることも常識的に分かっていた。殺意は強いものであった」などとして 懲役11年を求刑しました。 裁判は現在も行われていて、きょう結審する予定です。
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