兄の遺産を独占したと思い込み、めいの娘を脅迫 ナイフも所持 容疑で76歳男を再逮捕 西宮
遺産相続のトラブルを巡って親族の女性を脅したとして、兵庫県警甲子園署は3日、脅迫の疑いで、同県宝塚市の無職の男(76)を再逮捕した。 【写真】「19歳なんて、まだ子どもやのにな」 自身で書き残した「遺書」を手に、涙する宮司 再逮捕容疑は11月22日午後7時20分ごろ、同県西宮市の路上で、めいの娘(20)に対し「おまえを殺しに来た」と脅迫した疑い。調べに容疑を認めているという。 同署によると、男の兄の遺産をめいと娘が独占したと思い込み、脅したという。通報で駆けつけた署員が男の所持品を検査したところ、ナイフ1本(刃渡り9・8センチ)を持っており、同署が銃刀法違反容疑で現行犯逮捕していた。