藤尾翔太のゴールで町田が川崎Fに競り勝ち首位を堅持。広島、C大阪は難敵に勝利して無敗を継続 | 4月7日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】7日、明治安田J1リーグ第7節、J2リーグ第9節、J3リーグの第8節の計21試合が行われた。
J1は9試合が行われた。 首位のFC町田ゼルビアは敵地で川崎フロンターレと対戦。試合はホームの川崎Fが積極的な攻撃で町田陣内に攻め込んで行ったが、先に試合を動かしたのは町田だ。32分、自陣から見事なビルドアップで相手のプレスを回避していくと、最後は縦パスに抜け出した藤本一輝のクロスを藤尾翔太が右足で合わせてゴールイン。大きな先制点を手にした。 こうなると試合は町田ペースに。相手に攻め込まれても固い守備で対抗。追加点こそ奪えなかったが、最後まで川崎Fの攻撃を無失点で抑え切り、ウノゼロ勝利で首位を堅持した。 一方、無敗の続く2位のサンフレッチェ広島、3位のセレッソ大阪も安定感ある力強い戦いを見せた。 ホームで湘南ベルマーレと対戦した広島は、この日、初の古巣対決となった大橋祐紀が躍動した。圧倒的な攻撃で攻め立てると、52分にPKを大橋が決めて先制点を奪取。後半アディショナルタイムにも冷静なシュートを沈め、大橋の2得点の活躍で広島が勝利を収めた。 C大阪は敵地でアルビレックス新潟と対戦。ここまで全試合で先制点を奪取してきたチームは、この日も先に試合を動かす。69分、右サイドの高い位置で毎熊晟矢がボールを受けると、うまく相手を外しながら中を見てクロス。これをレオ・セアラがヘディングで合わせ、7試合連続となる先制点を手にした。そして、これが決勝点に。この1点を守り切ったC大阪は7試合負けなしとなっている。 そのほか、昨年の1位と2位の対決となったヴィッセル神戸と横浜F・マリノスの試合は、83分にヤン・マテウスが勝ち越し弾を奪い横浜FMが勝利。浦和レッズはチアゴ・サンタナのゴールを皮切りに3得点を奪ってサガン鳥栖に快勝すれば、FC東京は松木玖生の活躍もあって鹿島アントラーズに2-0で勝利を手にしている。 10試合が開催されたJ2では、清水エスパルスがヴァンフォーレ甲府に競り勝って首位に浮上。V・ファーレン長崎はロアッソ熊本との打ち合いを制して2位に上がった。逆に首位に立っていたファジアーノ岡山は愛媛FCと2-2のドロー決着で順位を3位へと下げている。 J3は2試合が開催。Y.S.C.C.横浜がカマタマーレ讃岐を破り連勝で9位に上がったほか、FC琉球に引き分けたヴァンラーレ八戸は讃岐を抜いて17位に浮上している。 ■4月7日開催 結果 ・J1第7節: 東京V 1-1 柏 新潟 0-1 C大阪 京都 0-3 磐田 神戸 1-2 横浜FM 広島 2-0 湘南 浦和 3-0 鳥栖 川崎F 0-1 町田 名古屋 0-0 福岡 FC東京 2-0 鹿島 ・J2第9節: 熊本 3-4 長崎 山形 2-0 鹿児島 栃木 0-0 山口 群馬 0-0 水戸 横浜FC 2-2 いわき 甲府 0-1 清水 藤枝 1-1 仙台 徳島 0-1 千葉 大分 1-3 秋田 愛媛 2-2 岡山 ・J3第8節: 八戸 1-1 琉球 讃岐 0-2 YS横浜