能登出身の学生、輪島で泥かきボラ 日本航空大学校
日本航空大学校の東京・青梅キャンパスに通う学生18人が19日、奥能登豪雨で甚大な被害を受けた輪島市をボランティアで訪れた。参加者は能登出身者ばかりで「地震に続き豪雨に見舞われたふるさとの力になりたい」と泥かきに励んだ。 参加者は2班に分かれ、ゴーグルとマスクを身に着けて民家の泥のかき出しや家財道具の搬出に取り組んだ。トータルモビリティ工学科3年の古谷美颯(みはや)さん(20)=輪島市河井町出身=は元日の地震で車中泊や避難所生活を経験。「復旧復興がようやく進んだと思っていたのに、豪雨でまた振り出しに戻った。少しでも輪島の力になることができたらうれしい」と話した。