実写ドラマ「ゴールデンカムイ」第2話、萩原聖人の辺見和雄が煌めく!小樽の町並みも徹底再現
野田サトルの人気漫画を山崎賢人(崎はたつさき)主演で実写化した、大ヒット映画の続きを描く「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」の第2話「ニシン漁と殺人鬼」が、13日(午後10時)に放送・配信される。今回は、原作ファンの間でも人気の高い強烈キャラ、辺見和雄(萩原聖人)が登場。“煌めく死に際を求める男”が、“不死身の杉元”こと杉元佐一(山崎)と出会う。 【画像】辺見和雄が煌めく!「ゴールデンカムイ」第2話フォトギャラリー(16枚) 「ゴールデンカムイ」は、明治時代末期の北海道を舞台に、日露戦争帰りの元兵士・杉元佐一(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(※リは小文字・山田杏奈)が、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐって、一癖も二癖もあるキャラクターたちと攻防を繰り広げる冒険活劇。連続ドラマ版では、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」をめぐる争奪戦が本格化する。
先週から無料放送・配信中の第1話では、杉元たちが、“伝説の熊撃ち”と言われる二瓶鉄造(藤本隆宏)と対峙。二瓶が狙うエゾオオカミのレタラ(※ラは小文字)をめぐる激闘と共に、大日本帝国陸軍・第七師団から離脱していた谷垣源次郎(大谷亮平)が、マタギとしての自分を取り戻す姿が描かれた。
第2話では、二瓶の刺青人皮を手に入れた杉元(山崎)たちが、次なる刺青囚人の情報を頼りに、小樽のニシン漁場へ。漁場で聞き込みをしていた最中、沖合で海に落ちてしまった漁師を見つけた杉元は、その漁師こそが捜し求めていた男だとは思いも寄らず、一目散に助けようとする。
第2話の予告映像が公開された時点から、SNSで「原作そのまま過ぎる!」などの声があがっていた、萩原の演じる辺見。ニシン漁のために雇われて働く“ヤン衆”のひとりである辺見は、実は「命を煌めかせて死にたい」という独特の願望を持っている。その願望をかなえるのにうってつけの相手となる、杉元との激突に注目だ。
また、第2話の舞台となる明治期のニシン漁場や小樽の町並みも、写真や映像、証言をもとに当時の雰囲気を忠実に再現。漁に使う木船やニシンを運ぶモッコ(木製の背負い箱)といった道具をはじめ、身欠きニシンや粕玉(ニシンの油を絞ったカスを固めたもの)は、すべてスタッフによる手作り。オープンセットで撮影された小樽の町並みも、建物の外観に手の込んだ装飾を加えて時代感を演出しており、映画並みに気合いの入った美術に注目だ。
第2話のエンディングテーマは、[Alexandros]の新曲「ユリウス」。楽曲について、メンバーの川上洋平(Vo&G)は「ありとあらゆる鬱憤を晴らすようなロックソングがやっと完成しました」、磯部寛之(B&Cho)は「『ゴールデンカムイ』は、一見シンプルな目的の中に交錯していくさまざまな過去や思惑がスリリングでカッコ良くて魅了されます。そんな作品のエンディングを担えて光栄です」とコメントしている。(編集部・入倉功一)