新たな販路開拓へトップセールス 青森県とむつ市がシンガポールでPR
青森朝日放送
東南アジアの玄関口シンガポールで、青森県とむつ市が特産品の販路拡大や人材交流に向けて魅力をアピールしました。 【宮下知事】 「本県の自慢の食のなかでもこれから力を入れていきたい、シンガポールや東南アジアでの新たな販路開拓をしていきたい商品をお持ちしました」 青森県は11日、シンガポールで、石川浩司大使など大使館関係者やインフルエンサーなど70人ほどに、県産品や観光などの魅力をPR。 【地元のインフルエンサー】 「私は青森県に行ったことがないけれど、料理を食べてみたらおいしいものばかりで、リンゴはとてもおいしいし、海鮮も新鮮で好きなものばかりで、興味がわいて一度青森県に行ってみたいと思ったわ」 以前からシンガポールでの特産品の販路拡大に力を入れているむつ市。空輸したおよそ50キロのマグロをイベントで披露し、会場を盛り上げました。 さらに翌日、むつ市の山本知也市長はシンガポールの百貨店を視察。そこで目にしたものは… 【むつ市 山本知也市長】 「5000ドル、むつのナマコ5000ドル、60万円!」 「すごくないですか!」 中国の禁輸措置を受け、新たに販路を拡大した特産の乾燥ナマコに手ごたえを感じ、山本市長はさらなる市場の拡大に意欲を見せました。 【むつ市 山本知也市長】 「去年はナマコといいましたけれども、次は貝柱、あとはアワビ、これにチャレンジできれば、国内のマーケットは縮小していますけれども、世界に飛び出せば、たくさんむつ市のいいものをPRできるのではないかなと思います」