笑顔を見せる髙橋宏斗投手

8日、ドラゴンズ沖縄キャンプではじける笑顔を見せてくれたのは、去年のWBCでも活躍したドラゴンズの若きエース候補、髙橋宏斗投手、21歳。 7日は立浪監督など首脳陣が見守る中、ブルペンで150球の熱投！ 目標としている自身初の「開幕投手」へ猛アピールしました。 この日、ブルペンに立つ髙橋投手の手元を見てみると、持っていたのは野球のボールではなく「ハンドボール」。ボールが軽くて大きい分、なかなか思い通りにまっすぐ投げられません。

ハンドボールで練習する髙橋投手

髙橋宏斗投手： 「（野球ボールより）全然難しいですね。野球のボールはある程度、手で小細工できるが、軽くて大きいボールは変化もしやすいし、多少のズレが変なボールの回転になるので、野球のボール（の回転）をより良くするための練習です」 今は自分が目指す投球フォームを身体に覚えさせる時期。そして、その先に見据えているのは、もちろん開幕投手です。「3月29日のマウンドに上がることを目標にしている」と力強く語りました。