[山口県]アマ無線、災害時の有効な通信手段として注目 山口市の交流センターで講座
災害時の有効な通信手段として注目されるアマチュア無線について学ぶ講座が10日、山口市吉敷佐畑の吉敷地域交流センターであり、地元の人たちが無線交信を体験した。 「地域をまるごと博物館に」をテーマに、地元の人や自然、歴史などを教材に青少年を中心とした地域の人たちに学びと交流の場を創出する「YOSHIKIラッピングミュージアム」の取り組みで、午前と午後の2回に分けて実施。計約50人が参加した。 ミュージアム実行委員会の委員長を務める植野伸一さん(65)ら地元のアマチュア無線家が講師を務め、交信のルールや災害時には通信手段として活躍することなどを説明。参加者はアドバイスを受けながら無線機に触れ、交信を体験した。 体験した近くの良城小学校6年の男子児童(12)は「難しかったけど楽しかった。ゴジラの映画に出てくる自衛隊員みたいだった。これからもやってみたい」と話した。