待望のファースト写真集『浮泳夢』が話題の相楽伊織が語る初グラビアの記憶「水着グラビアをやりたい。それも乃木坂46を卒業した理由の大きなひとつです」
ーー『AKB48×週刊プレイボーイ2014』(2014年11月10日発売)で、"次世代"にフォーカスした週プレの増刊号。当時、乃木坂46はAKB48の公式ライバルと言われていた関係で、相楽さんも登場。タイトルは「マドンナの肖像」。放課後の学校や落ち着いたリビングなどで、相楽さんのナチュラルな姿が撮り下ろされています。 相楽 4ページなのに、約6体も衣装を用意していただいて、華やかに撮っていただきました。そういえば若月佑美さんが、衣装の多さにびっくりして、「すごいね~!」って私に声をかけてくれた記憶がありますね。 ーーソロでの撮影は始めてですか? 相楽 『季刊乃木坂vol.3涼秋』(9月4日)の次かな。ほぼほぼ初めてでしたけど、撮られること自体は好きなので、緊張はしませんでした。ただポージングとかわからなくて、少しあたふたはしたかも。ひたすらカメラマンさんの指示通りに動きました。いや~、いま見るとすごく初々しいですね(笑)。 ーー2018年5月20日、全国ツアーの千秋楽公演で相楽さんは卒業を発表。7月16日をもって正式に卒後します。一体、どんな理由が? 相楽 端的に言えば自分が成長するために、もっといろいろなことをやりたくなったんです。何かがあったというわけではないんですけど、2017年夏のツアーの時かな。「この先ずっとこのままでいいのかな」と思うようになって。1年近く考えた結果、決めました。 ーーメンバーの中には止める方もいたのでは? 相楽 北野日奈子ちゃんには、考え直したらってすごく言われました。でも一度決めたら、いてもたってもいられなくなっちゃう性格なんです。あとどうしても水着グラビアをやりたくて。それもグループを卒業した理由のひとつですね。 ーー水着グラビアを!? でもなぜそこまで水着グラビアをやりたいと? 相楽 昔から好きで、よく見ていたんですよ。あと乃木坂46のメンバーたちが写真集で水着撮影をしているのが、羨ましくて。とてもキレイで可愛いし、現場の雰囲気も楽しそうだし。自分もやりたいって気持ちがどんどん膨らんでいきました。 ーー水着に抵抗は? 相楽 まったくないです。そういえば乃木坂46の写真集『1時間遅れのI Love You.』(2016年8月5日発売)の撮影をグアムでしたんですけど、その中に水着の集合カットがあって。それを見たファンの方からスタイルがいいと言われたんです。それが嬉しくて。もっと本格的にやってみたくなったのもあります。 ーーいやー、それにしてもそこまでグラビアをやりたかったとは! 2023年に事務所を正式に移籍し、『週刊プレイボーイ』2023年24号(5月29日発売)で初の本格グラビアを披露します。 相楽 週プレさんからオファーをいただきました。はじめ編集部へ顔見せに行ったんですけど、めちゃくちゃ感激しちゃって。 ーー卒業してから約5年が経っていましたもんね。 相楽 そうなんです! その間、舞台に出るなどの活動をしていたんですけど、ちょうどコロナ禍もあって思うような活動ができなかったんです。もちろんグラビアをやりたい気持ちはあるものの、それもなかなか形にならないし。 だから「やっとグラビアがやれるんだ!」って。しかもグラビアデビューの場が週プレさんだなんて、最高じゃないですか! 編集さんとお話をしていて、文字通り夢の中にいるみたいでしたね。 ●相楽伊織(さがら・いおり)1997年11月26日生まれ 埼玉県出身 身長164㎝◯2014年6月に乃木坂46の2期生としてデビュー。2018年7月に乃木坂46を卒業後、現在は女優業やグラビアを中心に活動。『月刊バスケットボールWEB』にて『相楽伊織のバスケ大好記』を連載中。公式X【@1126iorisagara】 公式Instagram【@_iorisagara264_】 取材・文/大野智己 撮影/荻原大志