初戦で2ゴールの宮崎日大MF清水璃一「全国に出場するために宮崎日大に来た」
第7回高校サッカードットコム杯in宮崎supported by アミノバイタル(運営:R.project)が3月25日に開幕した。Dグループの宮崎日大(宮崎)は洛北(京都)を4-0で破り、初戦を白星を飾った。 【フォトギャラリー】宮崎日大 vs 洛北 この試合で2得点を決めチームの勝利に貢献したのが宮崎日大のMF26清水璃一(新3年)。決して派手な選手ではないものの、ボールに対して常に顔を出し、宮崎日大の生命線であるビルドアップに欠かせない存在だ。先制点の場面では、MF10秋末翔也(新3年)のクロスをDFの間に入り込み頭で合わせ、2点目は味方のシュートのこぼれ球に素早く反応してゴールネットを揺らし試合を決定づけた。 大阪出身の清水は、親元を離れ現在寮生活中。最初は慣れない環境でプレーもうまくいかなかったというが、2年生になり少しずつ試合に絡めるようになってきたという。「宮崎日大には全国に出場するために来た」と話す清水は最終学年となる今年、「選手権とインターハイ出場」という目標を掲げている。 「この大会ではたくさん点を取って絶対に優勝する」。新年度まであと僅か。目標とする夏冬の全国大会出場に向けて、まずは今大会で頂きに立つ。 (文・写真=古部亮)