神奈川県動物愛護協会が新施設に移転オープン 存続の危機乗り越え
tvkニュース(テレビ神奈川)
県から退去を要請されていた公益財団法人「神奈川県動物愛護協会」が存続の危機を乗り越えて新しい施設に移転し、22日オープンしました。 獣医師 「環境が変わったからか、ちょっとそわそわしている。 いつもこんなにしないのに」 横浜市港北区にある神奈川県動物愛護協会は飼育できなくなった犬や猫などの保護活動や動物病院を運営しています。 しかし、土地を所有する県が隣接する「篠原園地」の権限を横浜市へ移譲する計画に伴い協会は退去を要請され、費用が大幅に不足したことから移転のめどが立たず、大きな岐路に立たされました。 窮地に陥った協会がクラウドファンディングを行うなど支援を呼びかけた結果、当初の目標を上回るおよそ9000万円の寄付が集まり、新しく建設した施設で再出発が実現しました。 猫の診察に来た人 「わたしのところは4匹いるので順番に世話になっている。 (移転できて)よかった」 一方、危機を乗り越えた協会の山田会長は 県動物愛護協会 山田会長 「皆さん応援してくれて本当にありがたかった。 本当にまだスタートラインに立ったという感じ、これからだと思っている」
tvkニュース(テレビ神奈川)