半﨑美子 小学校の特別授業で涙「教科書に歌が載るっていうのが夢だった」
〝ショッピングモールの歌姫〟ことシンガー・ソングライターの半﨑美子(43)が5日、東京・北区立滝野川もみじ小学校で行われた、楽曲「地球へ」の教科書掲載を記念した特別授業に出席した。 「地球へ」は、2005年に白血病のため亡くなった歌手・本田美奈子.さんの散文をもとに新曲として書き下ろしたもの。今年4月から小学5年生の音楽の教科書に掲載されたことを受け、同校を皮切りに全国の学校をめぐる〝音楽授業ツアー〟を行う。 半﨑は始めに同曲の歌詞について掘り下げ、「みんなには自然と生きる才能が私たち大人よりもある。自分なりに感じた思いを歌にしてほしい」と語りかけた。 「教科書に歌が載るっていうのが夢だった」という半﨑は、実際に児童たちの合唱を聞いて「言葉がないくらい感動した。夢の先にみんながこうやって歌ってくれている。胸がいっぱいになりました」と涙を流した。 また、自身も「地球へ」をフルコーラスで歌唱。さらに児童や教員らのアンコールに応えて「明日への助奏」も披露した。 一人ひとりの顔を見ながら歌声を届けた半﨑は「夢の実現に時間を要したけど、1日も無駄ではなかった。また必ずみんなの歌声を聞きに来ます。これからもこの歌を歌いつないでください」とメッセージを送った。
東スポWEB